2012年7月22日日曜日

イラストレーター西山ゆかさんと。

彼女と組んで仕事をすることは、
本当に楽しい。
けれど、お互い、毎回かなりの「本気」で、
何回も何回も打ち合わせを重ねる。

「そうじゃなくて」
「この写真と映画見てくれるかしら?」
「あ、つかめたかも・・・」
「そう!それだ!」
「さすがだね~」
「じゃあ、これをやってみよっか」
を繰り返す。


きっと、彼女は、大変なはず・・・
でも、きっとできるはずだから、
思わず、次のステップアップへの提案をしてしまうのだ。


今回のテーマは、
揺るがない大切な「何か」を持っている女の子。
DMとカタログのイラストをお願いした。

DMの女の子は、
その「何か」を
オヒアレフアというハワイのお花に例え、
心に咲かせているという設定。

「何か」とは?
それは、愛情とか、友情とか、感謝とか
ハワイの言葉でいえば、「ALOHA」な気持ちを
ちゃんと持っているということ。
揺るがない、大切な「心」。




西山ゆかさんのイラストは、
期間中、お洋服の展示と合わせて、
インスタレーションをしますので、
ぜひ、原画がみたいという方、
彼女の世界観たっぷりのイラストの数々を
ご覧くださいね。








teto.と。




手仕事自慢のおばあちゃんたちが作る、
ずっと使える「いいもの」を伝えるプロジェクトteto.
このステキな企画は、
友人の坂元小夜ちゃんと原田麻子ちゃんが主宰しています。

小夜ちゃんは、私を大好きなハワイへと、導いてくれた人でもあります。
makanaという、等身大の私たちの目線から色々なことを綴った
WEB MAGAZINEを作ったり.....

とにかく「やる」と決めたら、
ちゃんとやってしまう人です。
そして、センスがいい。 


もう一人の原田麻子ちゃんは、グラフィックのデザイナーさんでもあります。
見た目の「美的」な印象と同じように、
とってもかわいくて、美しいデザインをする人。
実は、今回のDM等も、彼女にお願いしました。







というわけで、
私がソウルで見つけた生地をベースに、
色々と、teto.のかわいらしいセンスをプラスしてもらいました。

「コットンボイル」。
ものすごーく細いコットンの糸で織られた
柔らかくて、透け感がたまらない生地を裂いて、
おばあちゃんたちがせっせと編んでくれました。
正直に、言います。
お売りしまうのが惜しいほど、
ほんとうに、好きなんです。
この子たちが!!!

ハワイに、ピカケという、白いバラのような
ふわ~といい香りのするお花があります。
可憐で、でも切なくて・・・という印象のピカケ。
そのピカケを編んでフラワーレイにした感じをイメージして、
作った「レイネックレス」と「レイブレス」。

きっと、身につけているだけで、
手仕事の温かみを感じていただけると思います。




それから、ポケットも編んでもらいました。
こちらは、お洋服にちょんと咲いたお花のごとく
かわいらしい佇まいに。。。。





ほかにも、リバティプリント生地をナンバリングのワッペンにして
1枚1枚縫い付けてもらった、カットソーもあります。
お楽しみに!











黒瀬さんと。

黒瀬さんにはじめてお会いしたときの印象は、
「なんだ、この大人かわいいひとは!!」ということ。
着ているものも、持っているものも、ぜーんぶかわいい。

布の会社を営む、福岡の知り合いに黒瀬さんを紹介された。
なんでも、デザインをいろいろやってもらっている
アートディレクターさんだとか。。。
「はじめまして」
の挨拶もほどほどに、
私たちは、初対面というのに、
熊本方面の温泉に向かうことになっていて、
「オガワさんは黒瀬さんと行ってね」ということで、
急に、二人きりになってしまった。
見た目のかわいらしさとは打って変わって、
黒瀬さんは、ものすごい勢いで話し始めた。
あんまりにも面白くて、大笑いしていたら、
まったく逆方向に行ってしまい、
余計、おしゃべりに花が咲いたのだった。



3日間一緒に過ごす中で、
黒瀬さんが、本当に「糸」が大好きな人だということが
よくわかった。
ほしい糸があれば、フランスだってなんだって
ばしばし行ってしまう。
ウールのためなら、田舎の海外の道を、どんどん進んで
買いに行ってしまうとか。。。


東京に帰ってきて、
たまたまタイミング良く展示会の話をいただいたので、
「よかったら、出しませんか??」
とお声をかけてしまった。
一度も作品を見たことはなかったのだけど、
この人が作るものは、ぜったいいい、
と直感で分かったから。

距離は離れているけれど、
それ以来、とってもいいお付き合いをさせてもらっている。

さて、今回の展示会にも、
なんとなく全体のイメージをお伝えして、
色々と作ってもらった。

糸が好きな人にしか、作れないものです。これは。










2012年7月8日日曜日

お直しのこと




お直しルーム。

相方のそがちゃんは、
以前、アンティークのお洋服のお店でバイヤーのお仕事をしていました。
そんな彼女が、ちょっと手を入れて直したお洋服がかわいくて、
moaniをスタートするときから、「お直しルーム」の構想が持ち上がっていたのでした。

自分の本当に好きな服って、実は、すごいシンプルで、
びろびろに伸びるまで着てしまったカットソーとか、
裾が擦り切れるまで着た白シャツとか。。。
そこに、そがちゃんにしかできない「お直し」を施してあげたら、
喜んでくれる人がたくさんいるんじゃないか、と。

「秘蔵」と呼ばれる、そがちゃんのアンティークボタンのコレクションも
なにやらある様子。
ブローチみたいに、シャツやカットソーにそれがぎゅっとつけてみたり、
ボタンをつけかえてみたり。(シャツの顔はボタンで全然変わる)

というわけで、
「気に入っていたけど、穴あいちゃったし、でも、捨てられないし・・・」と
みなさんのクローゼットに眠っているであろうお洋服をぜひ、
お直しルームへお持ちくださいね。
もちろん、新品でも、大丈夫です!

そがちゃんの詳しいお話については、
以前、web magazine makanaで連載した「美しい人」という
色々なモノづくりに携わるステキな人たちの特集で掲載しました。
よろしければ、お読みくださいね。

夏の甘いものと、コーヒーのこと




ギャラリー アトリエキカのオーナーまりこさんと
今回の展示会に、やっぱり甘いものがほしいよね。という話になった。

よしもとばななさんの本にでてきた
「かき氷とエスプレッソのちいさなお店を伊豆の海辺に作った1人の女の子の話」
にまりこさんは、これだ!と思い、昨年、試しにかき氷をがりがり削りながら出したらしい。
かわいいですね。

「かき氷とコーヒーのお店」

ふーんと考えた結果、
コーヒーとかき氷、ちょっと懐かしい感じの「夏の甘いもの」があったら
それだけで暑い夏の1日が、すっごい幸せなものになるんではないか・・・
ということで、甘いものとコーヒーにまつわるステキな人たちが
今回展示会にちょっとご参加いただけることになりました。


patisserie R のオリジナル「かき氷」
たぶん、絶品です。

コーヒー豆は、葉山 FIVEBEANS COFFEEさんが
特別に展示会のために「スペシャルブレンド」を用意してくれることに。
相方そがちゃんいわく、「もう、すっごい美味しい」ということですので、
展示会にお見えになる方は、ぜひお楽しみに。

それから、私も毎日かなり愛用している
「ドーナツ ドリッパー」
これで淹れるコーヒーは、全然味が違うのです。
「ん?」という味に変化します。
なんだかやさしくて、甘い味に。
ドーナツ ドリッパーさんのドリッパーもお目見えします。
おすすめです。

相方、そがちゃんのお友達でもあるJUNKOさん
ぱくぱくと何個でも食べてしまいそうな、
Hawaiian Sweetsの揚げドーナツ「マラサダ」を作っていただけることに。
コーヒーに、ぜったい合うと思います。
クッキーなど、他にもいろいろ考えてくれているみたい。

展示会にいらっしゃる方は、ぜひ「小腹」をすかしてきてくださいね。

ehibition summer vacation 2012